Q&A
よくあるご質問
ケトン体や糖質制限に関する疑問にお答えします。
ケトン体の基礎
ケトン体とは、糖質が不足したときに、肝臓で脂肪から作られるエネルギー源です。
糖質が不足した状態(例:断食・ケトジェニック食)で、脳や筋肉の代替エネルギーとして利用されます。

ケトン体は以下の3つの物質の総称です。
- D-BHB(D-β-ヒドロキシ酪酸)
- アセト酢酸
- アセトン
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糖質が不足した状態(例:断食・ケトジェニック食)で、体脂肪を元に生成されます。

代表的な場面
- 糖質制限(ケトジェニックダイエット)
- 断食・ファスティング
- 長時間の運動
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ケトン体の機能
ケトン体は、糖質とは異なる経路でエネルギーとして利用されます。細胞内に取り込まれた後、ミトコンドリアのTCA回路に入ってエネルギー産生に使われるため、糖質が少ない状況でもエネルギー源になり得ます。運動時のエネルギー代謝との関わりについて、研究が進められています。
ケトン体は数少ない脳でも使用できるエネルギーです。そのため集中したい際のエネルギー補給として活用が期待されます。
ケトン体は数少ない脳でも使用できるエネルギーです。そのため眠るためのエネルギーとして活用が期待されます。それ以外にも脳や体内時計の作用も研究されております。
ケトン体の使い方
ケトン体は、糖質が少ない状態になると体内で増えます。
代表的な方法
- 糖質制限(ケトジェニックダイエット)
- 断食・ファスティング
- 長時間の運動
- 外因性ケトン体(サプリメント等)を摂取する
注意点
- ケトン体は体内で自然に作られるエネルギー源です。
- 健康な方が適切な範囲で取り入れる場合、重篤な有害事象の報告は多くありませんが、消化器症状や開始初期の倦怠感などが起こることがあります。
- 糖尿病で治療中の方、特にSGLT2阻害薬を使用中の方は、糖質制限や絶食がケトアシドーシスの誘因となることがあります。自己判断では行わず、必ず主治医にご相談ください。
糖質も一緒に摂取する事をオススメします。ケトン体サプリだけではエネルギー不足になる可能性が高く、ごはんやバナナ、糖質を含んだスポーツドリンクを運動前に摂取ください。
目的やライフスタイルに合わせて摂取するのがおすすめです。
おすすめのタイミング
- お腹が空いたときや、食事の合間に
- 運動をする方は運動前
- 夜に摂取する習慣を取り入れたい方はお休み前に
ケトン体の安全性
健康な方が適切な範囲で取り入れる場合、重篤な有害事象の報告は多くありません。
ただし、ケトン体サプリでは下痢や胃部不快感などの消化器症状が、糖質制限の開始初期には倦怠感・頭痛・便秘などが報告されることがあります。体調に変化があれば中止し、医師にご相談ください。
次に当てはまる方は、自己判断で取り入れず、必ず主治医にご相談ください。
- 糖尿病で治療中の方(特にSGLT2阻害薬を使用中の方、1型糖尿病の方)
- 肝臓、腎臓、膵臓に病気のある方
- 妊娠中、授乳中の方
- 成長期のお子さま
- 脂肪酸代謝異常症などの先天性代謝疾患のある方
その他
ケトン臭のもとになるのは、ケトン体のうち「アセトン」です。アセトンは呼気に出るため、においとして感じられます。
サプリに使われているのは主にD-BHBで、アセトンそのものは含まれていないため、サプリを飲むだけでにおいを強く感じることは多くないとされています。
ただし、糖質制限やファスティングによって体内のケトン体濃度がもともと高くなっている状態では、においを感じやすくなることがあります。
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MCTオイルはケトン体の材料、ケトン体は実際に利用されるエネルギー源です。
- MCTオイル:肝臓で代謝され、ケトン体の生成に利用されます。
- ケトン体:体内やサプリメントから直接取り入れられ、エネルギー源として利用されます。
ケトン体は一部の食品にも含まれていますが、その量は多くありません。
代表的な食品
- 牛乳
- 卵
- レバー
ポイント
- これらの食品に含まれるケトン体は、100gあたり数mg~数十mg程度と少量です。
- より多くのケトン体を摂取したい場合は、ケトン体を配合した食品やサプリメントという選択肢もあります。
ケトン体(D-BHB)は糖質よりも優先的にエネルギーとして利用されることが報告されています。

このページの監修者
- 五藤 良将さん
- 医療法人社団五良会 理事長 / 竹内内科小児科医院 院長
防衛医科大学校卒業。大学校病院、自衛隊中央病院、自衛隊横須賀病院などで自衛隊医官として勤務。その後、津田沼中央総合病院などを経て現職。中性脂肪や生活習慣病に関する研究・発信を行っている。
